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りんぐすらいど

ロードレース関連の記事が中心。https://twitter.com/SuzuTamaki

アブダビ・ツアー2017 スタートリスト

いよいよ木曜日開幕のアブダビツアー(WT)。

直前となった今回は、このアブダビツアーのスタートリストの確認と、簡単なプレビューを行いたい。

※選手の年齢はすべて数え年での表記となっています。

 

 

関連記事(注目選手やステージ詳細など)

suzutamaki.hatenablog.com

 

 

 

アスタナ・プロチーム(AST)

1.タネル・カンゲルト(エストニア、30歳)

2.ファビオ・アル(イタリア、27歳)

3.ペロー・ビルバオ(スペイン、27歳)

4.ダリオ・カタルド(イタリア、32歳)

5.セルゲイ・チェルネトスキー(ロシア、27歳)

6.リカルド・ミナーリ(イタリア、22歳)

7.パオロ・ティラロンゴン(イタリア、40歳)

8.アルチョーム・ザハロフ(カザフスタン、26歳)

平均年齢:28.9歳

エースナンバーを付けるのはディフェンディングチャンピオンタネル・カンゲルト。しかし、今年のジロを見据えたうえで注目していきたいのはアルの足の調子。

つい先日のツアー・オブ・オマーンでは、グリーンマウンテンを2位ゴールしたうえで、総合成績も3位とまずまずの結果。今回のジャベルハフィートではどうだ? ライバル関係にあるニバリとの勝負の行方は。

そしてスプリンターとして期待がかかるのは22歳の若手リカルド・ミナーリ。実は先日のドバイ・ツアーでも、ステージを経るごとに上位でゴールするようになり、総合成績でも7位と健闘している。

今年プロデビューを果たしたばかりのイタリアの新星ではあるが、今後の活躍を見据え、このアブダビツアーでも目を離すことはできないだろう。

 

 

AG2R・ラモンディアル(ALM)

11.ロマン・バルデ(フランス、27歳)

12.アクセル・ドモン(フランス、27歳)

13.ソンドレ・ホルストエンゲル(ノルウェー、24歳)

14.マティアス・フランク(フランス、31歳)

15.ベン・ガスタウアー(ルクセンブルク、30歳)

16.シリル・ゴチエ(フランス、30歳)

17.ドメニコ・ポッツォヴィーヴォ(イタリア、35歳)

18.クリストフ・リブロン(フランス、31歳)

平均年齢:29.4歳

昨年総合2位だったオマーンでイマイチ力を出し切れず、総合6位に終わってしまったロマン・バルデ。このアブダビのジャベルハフィートでは、挽回ができるか?

普段ならば山岳逃げに活躍するドモンやリブロン、総合優勝を狙う力もあるポッツォヴィーヴォ、そしてIAMからやってきた強力クライマーのマティアス・フランクと、メンバーは非常に強力。彼らがしっかりとバルデをサポートしきれれば、チームの力で勝利を掴めるかもしれない。グランツールに向けたチームプレーの事前確認ともなるだろう。

スプリントでは同じくIAMからやってきたホルストエンゲルに注目。昨年ツール・ド・フランスでは区間3位も獲得している。彼もまだ若い選手で、これからに期待だ。

 

 

バーレーンメリダ・プロサイクリングチーム(TBM)

21.ヴィンツェンツォ・ニバリ(イタリア、33歳)

22.ヴァレリオ・アグノーリ(イタリア、32歳)

23.マヌエーレ・ボアーロ(イタリア、30歳)

24.ヤネス・ブライコビッチ(スロヴェニア、34歳)

25.ニッコロ・ボニファツィオ(イタリア、24歳)

26.ラムナス・ナヴァルダスカス(リトアニア、29歳)

27.フランコ・ペリゾッティ(イタリア、39歳)

28.カンスタンティン・シウトソウ(ベラルーシ、35歳)

平均年齢:32歳

優勝候補のヴィンツェンツォ・ニバリ。昨年優勝したオマーンの出場を回避して出場したことから、総合優勝への意気込みは最もあるのかもしれない。それもそのはず。今大会は、連覇を狙うジロにも出場する選手たちが多く、彼らとの足の試し合いをするには最適のレースなのだ。

そして昨年のオマーン優勝から弾みをつけたジロ総合優勝。この踏襲を、彼は狙っているはずで、ジャベルハフィートでの彼の走りは、どんな選手よりも注目すべきものとなるだろう。

スプリントはもちろんボニファツィオで戦う。今年のデビュー戦となったダウンアンダーでは最高で区間3位とまずまずの結果。しかし今回の強力スプリンターたちの間で勝利を掴むのは厳しいか? 昨年のアブダビでもイマイチであった。

 

 

バルディアーニCSF(BAR)

31.ステファノ・ピラッツィ(イタリア、30歳)

32.シモーネ・アンドレッタ(イタリア、24歳)

33.ニコラ・ボエム(イタリア、28歳)

34.ミルコ・マエストリ(イタリア、26歳)

35.ニコラ・ルッフォーニ(イタリア、27歳)

36.アレッサンドロ・トネッリ(イタリア、25歳)

37.ルカ・ワッカーマン(イタリア、25歳)

38.エドアルド・ザルディーニ(イタリア、28歳)

平均年齢:26.6歳

エースナンバーはピラッツィであり、スプリントでも戦える選手だが、どちらかというとある程度の起伏があるステージ向き? 中東レースでは厳しいか。

それよりも27歳のルッフォーニの方が勝利を狙える選手だろう。年初のブエルタ・サン・フアン第4ステージでは、ガヴィリア、ビビアーニに続いて区間3位を獲得している。今レースでも、優勝、とまではいかなくても上位に彼の名前が来ることを期待したい。

 

 

BMCレーシングチーム(BMC)

41.ティージェイ・ヴァンガーデレン(アメリカ、29歳)

42.アレッサンドロ・デマルキ(イタリア、31歳)

43.マヌエル・クィンツァート(イタリア、38歳)

44.ニコラ・ロッシュ(アイルランド、33歳) アイルランドチャンピオン

45.サミュエル・サンチェス(スペイン、39歳)

46.マヌエル・センニ(イタリア、25歳)

47.ディラン・トゥーンス(ベルギー、25歳)

48.ロイック・ヴリーヘン(ベルギー、24歳)

平均年齢:30.5歳

ティージェイ・ヴァンガーデレン、BMCのエースの座を取り戻せるか。昨年はずっと期待外れの結果に終わってしまった、その挽回を果たさなくてはならない。もう後はない。

だが、いざというときは昨年アブダビ総合2位のロッシュが控えている。ヴァンガーデレンにしてみれば、後ろで手綱を掴まされている気分か? 良い走りを見せられなければ、あっという間に追い抜かれてしまう。

そういう意味で、ジャエベルハフィートでは動きに注目していきたいチームである。

あまりスプリンターらしいスプリンターも連れてきておらず、実質的なダブルエース体制といい、最も総合優勝を意識しているチームと言えるかもしれない。

 

 

ボーラ・ハンスグローエ(BOH)

51.ラファル・マイカ(ポーランド、27歳) ポーランドチャンピオン

52.エリック・バシュカ(スロヴァキア、23歳)

53.エマヌエル・ブッフマン(ドイツ、25歳)

54.パトリック・コンラッド(オーストリア、26歳)

55.マッテオ・ペルッキ(イタリア、28歳)

56.パウェル・ポルヤンスキー(ポーランド、27歳)

57.ユライ・サガン(スロヴァキア、29歳)

58.ルディゲル・ゼーリッヒ(ドイツ、28歳)

平均年齢:26.6歳

当初、出場の話も出ていたケーニッヒが参加しないことになり、マイカが単独エースとして臨むことに。今年のツールはエースとして参戦することになりそうなだけに、ここで一つ足の様子を確かめておきたい。

スプリンターもなかなかの面子を揃えてきている。元IAMのマッテオ・ペルッキは2015年のツール・ド・ポローニュで2勝している。ジロやオマーンでも区間上位に入ることもあり、中東レースとの相性も悪くないはずだ。ブッフマンやバシュカといった実力派スプリンターたちのアシストを受けて、区間上位に入ることはできるかもしれない。

 

 

ガスプロム・ルスヴェロ(GAZ)

61.セルゲイ・フィルサノフ(ロシア、35歳)

62.パヴェル・ブルット(ロシア、35歳)

63.アルテュール・エルショフ(ロシア、27歳)

64.アレクサンデル・ポルセフ(ロシア、31歳)

65.イヴァン・ロヴニー(ロシア、30歳)

66.イヴァン・サヴィツキー(ロシア、25歳)

67.キリル・スヴェスニコフ(ロシア、25歳)

68.ニコライ・トルソフ(ロシア、32歳)

平均年齢:30歳

総合ではなかなか狙いづらい・・・中で、スプリントで勝負を出るとしたらポルセフか? 昨年パリ~ブールジュ2位。それをトルソフやサヴィツキーがサポートする形か。

フィルサノフ自体はイタリアンレースとの相性はいいので、今年のジロ・ディタリアに向けて徐々に調子を上げていきたいところだ。 

 

 

ロット・ソウダル(LTS)

71.アンドレ・グライペル(ドイツ、35歳) ドイツチャンピオン

72.ラルスティング・バク(デンマーク、37歳)

73.ショーン・ドゥビー(ベルギー、26歳)

74.アダム・ハンセン(オーストラリア、36歳)

75.マキシム・モンフォール(ベルギー、34歳)

76.サンデル・アルミ(ベルギー、32歳)

77.ラファエル・ヴァルス(スペイン、30歳)

78.ルイ・ヴァルヴァーク(ベルギー、24歳)

平均年齢:31.8歳

先日のアルガルヴェでは力を見せつけてポイント賞を獲得したグライペルが、その勢いのままに勝利を量産できるか? もちろん最大のライバルはマルセル・キッテル。その直接対決が今から楽しみだ。

総合では2年前のオマーンで並み居る強豪を抑えて総合優勝を果たしたヴァルスがどこまで走れるか。もしかしたらまた、意外な走りを見せてくれるかもしれない。

 

 

ヴィスター・チーム(MOV)

81.ナイロ・キンタナ(コロンビア、27歳)

82.ダニエーレ・ベンナーティ(イタリア、37歳)

83.イマノル・エルヴィーティ(スペイン、34歳)

84.アレックス・ドゥーセット(イギリス、29歳)

85.ルーベン・フェルナンデス(スペイン、26歳)

86.ヘスス・エラーダ(スペイン、27歳)

87.ホルヘ・アルカス(スペイン、25歳)

88.ヤッシャ・ズッターリン(ドイツ、25歳)

平均年齢:28.8

いよいよナイロが中東の地に足を踏み入れる。今年はすでにバレンシアナで総合優勝を果たしており、コンディションは万全。今大会最大の優勝候補である。 

連れてきている選手も山向きの選手が中心か。スプリントを狙えるとしたらベンナーティであり、横風にも強い選手ではあるが・・・あまり期待はできないだろう。

 

 

ニッポ・ヴィーニファンティーニ(NIP)

91.ジュリアン・アレドンド(コロンビア、29歳)

92.マルコ・キャノーラ(イタリア、29歳)

93.ピエールパオロ・デネグリ(イタリア、31歳)

94.イウリ・フィロッシ(イタリア、25歳)

95.エドゥアルド・グロース(ルーマニア、25歳)

96.小石祐馬(日本、24歳)

97.窪木一茂(日本、28歳)

98.アラン・マランゴーニ(イタリア、33歳)

平均年齢:28歳

トレックで将来を期待されながらもうまく花開かせることができず、ニッポに出戻ってきたジュリアン・アレドンド。今年はチームとしてもジロの出場権を逃した形となり、アレドンドはわずかな機会をしっかりとモノにしていきたいところだ。 

スプリントでは先日のオマーン第6ステージでは、クリストフに次ぐ区間2位を叩き出したグロースに注目。なかなか珍しいルーマニア人選手でもある。

もちろん2人の日本人選手にも、逃げやアシストで映像に映ることを期待している。

 

 

オリカ・スコット(ORS)

101.ロマン・クロイツィゲル(チェコ、31歳) チェコチャンピオン

102.アレクサンダー・エドモンドソン(オーストラリア、24歳)

103.カレブ・ユワン(オーストラリア、23歳)

104.ジャック・ヘイグ(オーストラリア、24歳)

105.ロジャー・クルーゲ(ドイツ、31歳)

106.ルカ・メスゲッツ(スロヴァキア、29歳)

107.ロバート・パワー(オーストラリア、22歳)

108.カルロス・ヴェローナ(スペイン、25歳)

平均年齢:26.1

今大会においてはまず、ユワンのスプリントがキッテルやグライペルなどのトップスプリンターにどこまで通用するか、というところだろう。

そして今年から新加入のクロイツィゲルの、実はシーズン初戦となる今大会。チャベスグランツール総合優勝を支える重要なアシストともなりうる彼の、山岳における力試しを行えることとなるだろう。

かつての主君コンタドールとの一騎打ちも楽しみだ。

 

 

クイックステップ・フロアーズ(QST)

111.マルセル・キッテル(ドイツ、29歳)

112.ジュリアン・アラフィリップ(フランス、25歳)

113.ジャック・バウアー(ニュージーランド、32歳)

114.ジャンルカ・ブランビッラ(イタリア、30歳)

115.ダヴィデ・マルティネッリ(イタリア、24歳)

116.ファビオ・サバティーニ(イタリア、32歳)

117.ピーター・シェリー(ベルギー、29歳)

118.ペトル・ヴァコッチ(チェコ、25歳)

平均年齢:28.3歳

当然大本命はキッテルのスプリント勝利。ドバイ・ツアーでは圧巻の3勝を成し遂げた。しかしドバイと比べるとキッテルのスプリントのためだけのメンバー、とは言えないところが不安材料。最強のライバルたるグライペルの存在もあるため、ドバイのときほど簡単にはいかないだろう。カヴェンディッシュにとっても、昨年3勝と好調なこのアブダビでは勝ちを譲りがたいはずだ。

登りではアラフィリップの動きに注目だ。十分に勝利するポテンシャルはあるはずだ。そうでなくとも、新人賞の最有力候補と言えるだろう。

 

 

ディメンション・データ(DDD)

121.マーク・カヴェンディッシュ(イギリス、32歳)

122.イゴール・アントン(スペイン、34歳)

123.ベルンハルト・アイゼル(オーストリア、36歳)

124.レイナルト・ヤンセファンレンスブルグ(南アフリカ、27歳) 南アフリカチャンピオン

125.メルハウィ・クドゥス(エリトリア、23歳)

126.マーク・レンショー(オーストラリア、35歳)

127.ダニエル・テクレハイマノ(エリトリア、29歳) エリトリアチャンピオン

128.ヨハン・ヴァンズィル(南アフリカ、26歳)

平均年齢:30.3歳

昨年アブダビで2勝しているカヴェンディッシュが、ドバイの借りを返すことができるか。今回もアイゼル・レンショーといつものメンバーが揃っており、万全の態勢と言えるはず。

登りではクドゥスの実力に注目したい。今年、ヴォルタ・ア・ラ・ヴァレンシアナでは新人賞ランキング2位、ツアー・オブ・オマーンでは新人賞獲得と、一気にその名を轟かせている。総合優勝はさすがに難しくとも、アラフィリップを打ち負かして新人賞を獲得することもありうるかもしれない。

 

 

チーム・カチューシャ・アルペシン(KAT)

131.マキシム・ベルコフ(ロシア、32歳)

132.ロベルト・キセロフスキ(クロアチア、31歳)

133.パヴェル・コシェトコフ(ロシア、31歳) ロシアチャンピオン

134.アルベルト・ロサダ(スペイン、35歳)

135.ホナタン・レストレポ(コロンビア、23歳)

136.レイン・タラマエ(エストニア、30歳)

137.リック・ツァペル(ドイツ、24歳)

138.イルヌール・ザッカリン(ロシア、28歳)

平均年齢:29.6

今年のジロ出場も決まっているザッカリンが、ジャベルハフィートでどこまで戦えるか。個人的にはレストレポにも期待。新人賞ジャージ争いではいい勝負をするのではないか。また、昨年優勝者カンゲルトと同年代・同郷のタラマも、意外といい走りを見せるかもしれない。

スプリントではツァペルがどこまでいけるか。BMCから今年移籍してきたばかり。父の名のプレッシャーをかけるつもりはないが、そろそろ彼自身の大きな実績が欲しいところだ。

 

 

チーム・ロットNLユンボ(TLJ)

141.ステファン・クライスヴァイク(オランダ、30歳)

142.エンリコ・バッタリン(イタリア、28歳)

143.ジョージ・ベネット(ニュージーランド、27歳)

144.ロベルト・ヘーシンク(オランダ、31歳)

145.ベルトイヤン・リンデマン(オランダ、28歳)

146.フアンホセ・ロバト(スペイン、29歳)

147.ポール・マルテンス(ドイツ、34歳)

148.アレクシー・バーミューレン(アメリカ、23歳)

平均年齢:28.8歳

優勝を狙える選手はクライスヴァイクヘーシンクの2人。山岳1日での勝負強さでいうとヘーシンクの方が上手か? いずれにせよダブルエース状態で、うまくハマればほかのチームよりも有利に戦えるはず。

スプリントではモヴィスターから移籍したばかりのフアンホセ・ロバトがエースか。ドバイ・ツアーでは、グルーネウェーヘンがいながら彼自身も区間6位や4位を獲得。昨年優勝したハッタ・ダムステージが中止となりフラストレーションが溜まっているだろうし、今大会、強豪たち相手に一泡吹かせられるか。

 

 

チーム・ノヴォ・ノルディスク(TNN)

151.ファビオ・カラブリア(オーストラリア、30歳)

152.ステファン・クランシー(アイルランド、25歳)

153.ヨーナス・ヘンッタラ(フィンランド、26歳)

154.ダヴィ・ロサーノ(スペイン、29歳)

155.クェンティン・ヴァローニュ(フランス、21歳)

156.アンドレア・ペロン(イタリア、29歳)

157.シャルル・プラネ(フランス、24歳)

158.マルティン・フェルスホール(オランダ、32歳)

平均年齢:27歳

メンバー全員が糖尿病患者という独特の形態を持つチーム。日本語サイトも充実している。あまりトップレースでの上位入りは多くないようだが、スプリンター自体は豊富に揃っている。その中でもペロンが最も、上位に入りうるかもしれない。

むしろ逃げでどれだけ名前を売れるか、というところが重要だろう。

 

 

チーム・サンウェブ(SUN)

161.トム・デュムラン(オランダ、27歳)

162.フィル・バウハウス(ドイツ、23歳)

163.クリス・ハミルトン(オーストラリア、22歳)

164.レナード・ホフステッド(オランダ、23歳)

165.レナード・カムナ(ドイツ、21歳)

166.シンドラ・シュースタット・ルンカ(ノルウェー、24歳)

167.ローレンス・テンダム(オランダ、37歳)

168.アルバート・ティマ―(オランダ、32歳)

平均年齢:26.1歳

オリンピックも終わり、いよいよグランツール制覇に向けて本気を出すのだろうか、トム・デュムラン。今年のジロへの参戦も決めており、それはTTだけでなく、きっと総合を考えているはずだ。そのためにも今大会での走りは重要だ。別に優勝しなくてもいい。ただ、総合上位につけるだけの走りを見せられるかどうか。他のグランツールライダーたちに負けない走りを見せられるかどうか。

将来が楽しみなハミルトンの活躍や、昨年U23選手権ITT優勝のカムナの走りにも注目だ。

 

 

チーム・スカイ(SKY)

171.イアン・ボズウェル(アメリカ、26歳)

172.ジョナタン・ディベン(イギリス、23歳)

173.オウェイン・ドゥール(イギリス、24歳)

174.ケニー・エリッソンド(フランス、26歳)

175.タオ・ゴーゲンハート(イギリス、22歳)

176.ピーター・ケノー(イギリス、28歳)

177.エリア・ヴィヴィアーニ(イタリア、28歳)

平均年齢:26.1歳

エースのボズウェルも、優勝とまではいかないものの、有力なクライマーたちについていって区間3位とか2位とかは何度かとっている。またエリッソンドはもちろん、昨年ブエルタ山岳賞として注目を集める移籍選手。これらの選手がジャベルハフィートでどう活躍できるか。

また、中東レースとの相性もいいヴィヴィアーニが、今期待望の初勝利を狙えるかどうか。

※直前だがスタートリストが確定できていない状態。どうなるか。

 

 

トレック・セガフレード(TFS)

181.アルベルト・コンタドール(スペイン、35歳)

182.別府史之(日本、34歳)

183.ジュリアン・ベルナール(フランス、25歳)

184.ローラン・ディディエ(ルクセンブルク、33歳)

185.ミカエル・グーゲル(オーストリア、24歳)

186.バウケ・モレマ(オランダ、31歳)

187.キール・リジュネン(アメリカ、31歳)

188.ピーター・ステティナ(アメリカ、30歳)

平均年齢:30.4歳

エースナンバーをつけるのはコンタドールだが、彼はあくまでもアシストに回り、実際にジャベルハフィートで勝負に出るのはバウケ・モレマの方か、と言われている。スプリンターらしいスプリンターはおらず、基本的には山での戦いとなるか。別府選手がどこまでアシストをしていくか、も楽しみだ。

 

 

UAEチーム・エミレーツ(UAD)

191.アンドレ・グアルディーニ(イタリア、28歳)

192.シモーネ・コンソーニ(イタリア、23歳)

193.クリスティアン・ドゥラセック(クロアチア、30歳)

194.ルイ・コスタ(ポルトガル、31歳)

195.ルイ・メインチェス(南アフリカ、25歳)

196.マヌエーレ・モーリ(イタリア、37歳)

197.ベン・スウィフト(イギリス、30歳)

198.ディエゴ・ウリッシ(イタリア、28歳)

平均年齢:29歳

直前でエミレーツ航空がメインスポンサーに入り、チーム名が変更となった。アブダビ首長国単独でのスポンサーというよりも、UAE全体を挙げてのスポンサーとなった。チームにとっては、それこそこの大会で結果を出さなければ、といったところである。

メンバーは非常に豪華。まずはスプリントでベン・スウィフトがグアルディーニやウリッシと共に勝利を狙う。そして登りではここまで絶好調のルイ・コスタと、新人賞も合わせて狙えるインチェが活躍できるだろう。

 

 

表彰台予想

総合表彰台の順位というのはすなわち、第3ステージのジャベルハフィート山頂フィニッシュでの順位と重なることになる。

よって、この山岳で誰が勝つのか、ということが表彰台を考えるうえで鍵となる。

ジャベルハフィートの登りは、全長10.8km。獲得標高は713m。すなわち平均勾配は6.6%。とくに残り9kmを超えてから平均勾配8%の区間が続き、残り2km地点で最大勾配の11%区間に突入する。そこまでの長い登りでじりじりとライバルを崩しながら、厳しい区間で勝負に出られる、生粋のクライマーに勝利の芽があると言えるだろう。

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 これを踏まえての総合表彰台予想は以下の通りである。

 

  1. ヴィンツェンツォ・ニバリ(バーレーンメリダ)
  2. ナイロ・キンタナ(モヴィスター・チーム)
  3. ファビオ・アル(アスタナ・プロチーム)

 

ここまでのステージレースの状況だけ見れば、キンタナのアルの調子の良さが目立つ。時点でルイ・コスタといったところか。

しかし、ここはあえての趣味で、ニバリを1位に置いておく。

実際、ここで勝利することができれば、ジロ連覇に向けての良い足掛かりとなるはずだ。

 

ほかにも、クライスヴァイクやアラフィリップ、あるいはレストレポなどがいい走りを見せるだろう。

もちろん、ラファウ・マイカやロマン・バルデも負けてほしくはない。

いずれにせよ、誰が勝つかわからない、本当にスターばかりのレースとなるのは間違いない。

 

 

ポイント賞に関しても予想しておこう。

こちらは全3ステージあるスプリントステージの中で、どれだけ上位を獲り続けられるか、というところで決まってくる。

現状の最強スプリンターを決めるには最適なメンバー、コースである。

予想は以下の通り。

 

  1. マルセル・キッテル(クイックステップ・フロアーズ)
  2. アンドレ・グライペル(ロット・ソウダル)
  3. エリア・ヴィヴィアーニ(チーム・スカイ)

 

やはりキッテルの強さが頭一つ抜けているか。

マヨルカ・チャレンジとアルガルヴェで勝利を挙げているグライペルの調子の良さにも期待。

そして優勝こそ得られないものの、常にステージ上位をキープすることにかけては右に出るものがいないヴィヴィアーニさんが堅調に3位あたりを獲ってくるか。

 

ほか、カヴェンディッシュやカレブ・ユワンが・・・どこまで喰らいついていけるか。

このメンバーの中で勝利を掴むことができれば、今年の今後が楽しみになるのがユワンである。

 

 

最後に新人賞予想。

数え年で25歳以下の選手にのみ与えられる総合時間賞である新人賞。

以下のような順番になると予想しておく。

 

  1. ジュリアン・アラフィリップ(クイックステップ・フロアーズ)
  2. メルハウィ・クドゥス(ディメンション・データ)
  3. ホナタン・レストレポ(カチューシャ・アルペシン)

 

25歳以下のメンバーの中では頭一つ抜け出ている印象のあるアラフィリップ。

しかし今年はここまで、クドゥスも非常に調子がいいため、期待したい。

また、個人的にはレストレポがどこまで力を見せてくれるか・・・

これ以外にはルイ・メインチェスなどにも期待したい。

 

 

どうなるかわからないのがロードレースの魅力。

白熱のレース展開が楽しみである。