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ジロ・ディタリア2017 第1~第3ステージまでの「スプリント」の振り返り

今日は短めの記事。

 

第1~第3ステージまでの、「スプリント」における振り返りを行う。

 

 

まずは第1ステージの結果。

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そして第2ステージの結果。

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最後に第3ステージの結果だが、こちらは横風作戦により大きな分断が起きたため、「後続集団のベスト10」を含めた17位までを以下に記す。

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こうやって見てみると、3日間すべてで「上位」に入っているスプリンターとしては、

カレブ・ユワン

アンドレ・グライペル

フェルナンド・ガヴィリア

の3人だけでなく、

ライアン・ギボンズ

がいることがわかる。

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まだ22歳の南アフリカ人。

昨年は元々コンチネンタル登録されている"Dimension Data for Qhubeka"に在籍。

年度の途中からトレーニーとして現チームに所属することになった。今年から正式にネオプロとしてデビュー。

今年のツール・ド・ランカウイでは区間1勝&総合優勝

同レースでは他にも2位・4位・5位を1回ずつ、3位を2回獲っており、当然ポイント賞も獲得している。

 

これからさらなるブレイクに期待できそう?

 

 

 

 

逆にポイント賞獲得も狙っていたのか第3ステージで一度は逃げにのりつつも最初の中間スプリントを獲っただけで集団に戻ったクリスティアン・ズバラーリは、第3ステージを87位で終えている。

やはりサガンのような芸当はほんのわずかでも真似することは難しい、のか?

今後ディメンションデータがズバラーリ中心でいくのかギボンズ中心でいくのかは気になるところだ。

 

 

トップメンバーの中では、ユワンの調子が非常にいいことがわかる。

第2ステージこそアクシデントで失速してしまったものの、第1ステージ・第3ステージともに、集団内1位でゴールに飛び込めている。

まだ勝利がないのが勿体ないくらいである・・・チームメートのタフトの献身もあるので、1勝はしたいところ。第1週目で可能性があるステージはあと、第5ステージ第7ステージといったところだ。

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ジャコモ・ニッツォーロは、第2ステージの2級山岳の遅れでコンディションに不安はあったものの、第3ステージではしっかりと復調しているようで、安心した。

第3ステージでは3位だったが、位置取りのミスによるもので、実力的には2位に入ってもおかしくなかっただろう。

トレックといえばジャスパー・ストゥイヴェンが第1、第2ステージで好調ぶりを見せたので期待していたのだが、第3ステージでは88位。ズバラーリもそうだったが、このあたりの遅れ組はどうしちゃったのだろう。先頭から1分17秒遅れ。横風に完全にヤられてしまった、ということなのだろうか。

 

横風によるものが原因ならば、ズバラーリもストゥイヴェンも、第5ステージ以降での復活はありうるかもしれない。

 

 

 

 

期待していた選手といえばサッシャ・モドロ

第2ステージでは37位だったが一応先頭集団でゴールはしているため、山で遅れたわけではない。ただ山で足を削られたのは確かかもしれない。

そんなモドロの代わりに第2ステージで2位を獲ったのがロベルト・フェラーリ

34歳のベテラン・イタリア人スプリンター。2012年のジロではカヴェンディッシュを破っての勝利を遂げている。

基本的にはモドロの発射台役となるのだろうが・・・第3ステージも実質6位と言ってもよい13位で終えており、現在総合7位である。

彼の今後の走りにも注目していきたい。

 

 

その他、13位-6位-17位ときて現在総合9位エンリコ・バッタリン

第2ステージこそ185位だが第1ステージ10位、第3ステージ11位のフィル・バウハウスも、22歳と若年ながら個人的に今後を期待しているスプリンターである。

 

 

一方で本来ボーラ・ハンスグローエのエーススプリンターと思われていたサム・ベネットが、第1ステージ9位のあとの第2ステージでは193位、第3ステージでは168位。

ポストルベルガーのアシストのために足を使ったのかもしれないが、不調とも思えてしまう結果である。むしろ決してスプリンターではないポストルベルガーが第2・第3も健闘している状況だ。

ポストルベルガーの勝利というサプライズから開幕し、ボーラとしては予定していた以上の戦果を既に挙げているのかもしれないが。

パリ~ニースでも1勝しているベネットに、今回も勝利を期待しているのは間違いないはずなので・・・さあ、どうだろう。

 

 

 

これから始まる本日の第4ステージは山頂ゴールのため、これらのスプリンターたちの出番は残念ながら、ない。

明日、そして金曜日の第7ステージで、上に挙げたような選手たちがまた活躍するのを楽しみにしている。

あるいは、また別のスプリンターたちが存在感を示せるか。