りんぐすらいど

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UCIロード世界選手権2017 エリート男子ロードレース注目国プレビュー

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いよいよベルゲン世界選手権の最終戦、エリート男子ロードレースが行われる。

コースを振り返ってみると、以下のような形だ。

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ベルゲン市外の40kmのコースの後、上記「サーモンヒル」を含んだ19.1kmの周回コースを12周する。合計276.5kmのコースだ。

 

「サーモンヒル」頂上からも10km近く残っているため、スプリント争いになる可能性は十分ある。しかし「サーモンヒル」も1.5kmと決して短くない登坂を強いられるものであり、同じコースを使用した男女ジュニア、男子U23はすべて逃げ切り勝利。女子エリートに関しても、小集団からの飛び出しで勝負が決まった。

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イメージとしてはミラノ~サンレモや直前のモンレアルのように、最終周回での登りを利用した飛び出し→逃げ切り、ないしは小集団形成からのスプリント勝負、という展開に持ち込まれる可能性が高そうだ。

よって、パンチャーやアタッカーを多く含むチーム、もしくは集団をコントロールし、しっかりと逃げ選手を捕まえられる布陣を用意しているチームが有利となりそうだ。

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終盤のクネクネしたレイアウトも、逃げ切りを狙う選手に向いていると言える。

 

今回は、直前にはなってしまったが、注目度の高い国のメンバーをゼッケンNo.と合わせて紹介。

少しでも参考になれば幸い。

 

 

 

1~ スロバキア

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サガン3連覇に向けた布陣。とくにコラーはティンコフ時代から、これで3年連続の世界選手権出場となる。ユライも今期、クラシックレースの集団前方に常に陣取り、ペテルのための舞台を演出し続けているため、今回もカメラによく映るかもしれない。

サガンは最悪、ラストは1人でなんとでもなる。今期頻発している重要局面でのバイクトラブルへの対応を、チームとしてどれだけ行っていけるかが鍵。

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7~ ベルギー

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まさに銀河系軍団。どの選手でも勝利を狙える布陣だ。

その中でも、サガンと似た脚質を持ち、最大のライバルとなりうるのがファンアフェルマート。独走勝利を狙いやすい今年のコースと相性が良さそうなのがジルベールとウェレンス、ストゥイヴェン。中盤の集団コントロールに際しても、ヴェルモト、ナーゼン、ケウケレールあたりが強力。隙がない。

唯一不安なのがチームワーク。ジルベールは今年、チームメートとの連携も巧みではあるが、ファンアフェルマートとの仲は良くなさそうと勝手なイメージ。

女子のオランダみたいに普通にやっていれば勝てると思うのだけれど、クイックステップでは良くある、「数を揃えているのに突然誰かに飛び出されて、全員集団の中で追いきれなくなる」という失敗を、ベルギーチームでもやってしまわないことを願う。

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16~ イタリア

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ベンナーティ、コルブレッリ、トレンティン、ヴィヴィアーニと、最終局面で勝負できる人材が豊富。・・・豊富すぎ? 誰がいくの? 基本はベンナーティ、トレンティンにアシストされたヴィヴィアーニかなぁ。今年調子がいいし。

後は問題は、最期の勝負に参加させてくれるのか問題。みんなアタッカーで、ルーラーがほぼいないのは大丈夫なのだろうか。

先日のモンレアル勝利したウリッシももちろん、手札の1つ。

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25~ フランス

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ミラノ~サンレモに似たコースレイアウトということで、3位だったアラフィリップに期待がかかる。もちろん、1位のクフャトコフスキ、2位のサガンもいるため、彼らを乗り越える必要はあるのだが。

アタッカー、逃げ切りを狙える選手としてのギャロパン、グジャールも悪くない。グジャールは先日のTTも、最後のメカトラが痛かったが悪くない走りをしていたので、そろそろ期待したいところである・・・。

バルギルは何をしにきた感あり。

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34~ スペイン

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スペインというお国柄上、仕方なくクライマーが多め。スプリントで狙える選手としてはホセホアキンロハスくらいか。ただ逃げ切りとなれば、スペインでは希少なクラシックライダー、エルビーティや、独走力の高いカストロビエホ、ソレルあたりで勝負できるだろう。

いずれにせよ、集団の中で最後まで残っていく、という方法は取れない。必ず、終盤の登りで攻撃を仕掛けてくるだろう。デラクルスやゴルカがここで飛び出すはずなので、そこからの展開が楽しみだ。

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43~ コロンビア

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当然、ガヴィリアで勝負を狙ってくる。というか、彼以外は・・・何、来年のインスブルックと間違えたの?的なメンバー。とっくにキンタナの存在が謎過ぎる。

とはいえ、先日のモンレアルなどでも、セルヒオ・エナオが積極的な動きを見せたりなど、スペイン同様、終盤の登りでの動き方に注目していきたい。

すべてうまくいかなくても最後にガヴィリアで勝負できるだけ、スペインよりも有利なのは間違いない。ウランも混戦であれば強いのでそこにも期待。

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52~ オランダ

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こうしてみると、オランダ人は自前のチームを持っている割には、いろんなチームで活躍しているんだなぁ、ということがわかる。戦い方としては、ファンポッペルのスプリント勝負を軸にしつつ、ボーム、テルプストラ、そしてデュムランといったTTスペシャリスト系の選手たちの逃げ切りを選択肢に揃える。とくにボームは調子がいいので、可能性は十分だろう。

途中の登りではプールス、モレマなどが仕掛けてくるはずだ。

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61~ オーストラリア

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基本的にはマシューズで勝利を狙う。マッカーシーがそのアシストとして活躍するだろう。

逃げ切り系選手としては、昨年ルーベの覇者ヘイマン、サザーランド、そして今年のエネコ・ツアーで活躍したヘイグなどが控えている。ハウッスラーもミラノ~サンレモとの相性はいいため、アシスト以外の活躍も見られるかもしれない。

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70~ イギリス

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カヴェンディッシュがいないのはまあ仕方ないにしても、ゲラント・トーマスもおらず、スタナードはいるもののロウもいない。全体的に若めな選手が揃っており、なんというか・・・イギリス、今回ちょっと手を抜いている?

とはいえ、基本的なスプリントとしてはスウィフトとブライスの2枚看板。クラシックにも強いゲオゲガンハートやスウェイツも控えており、集団コントロールも、登りでのアタックも、選択肢は幅広くある。ただ、いずれも中途半端になって、TOP10には入れても表彰台は逃すイメージしか見えてこない・・・。

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79~ ドイツ

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アルントとツァペル、どっちで勝負しても悪くない。実績的にはアルントか。

スプリント前の牽引役としてのマルティンやズッターリンへの信頼感も高い。とくにマルティンは、どんなに逃げが作られてもしっかりと捕まえてくれそうなイメージがある。

終盤の攪乱役としてゲシュケの動きなどにも期待。

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88~ ノルウェー

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ボアッソンハーゲンとクリストフの2枚看板。ヨーロッパ選手権ではボアッソンハーゲンが先行し、最後にクリストフが制した。一方ボアッソンハーゲンは、ここ数ヶ月、ヨーロッパ選手権も含めて逃げ切り勝利を狙い続けている。

今回のベルゲンのコースは、ボアッソンハーゲン向きと言えるレイアウト。期待したい。

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97~ ポーランド

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ということで、ミラノ~サンレモ覇者クフャトコフスキは今大会優勝候補の1人。スロバキア同様、強豪国ほどの層の厚さはないが、最後はエースの力だけでなんとかなる部分は大きい。

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以上が現実的に勝利を狙える全12か国である。

その他、時間的に作成のできた数か国のスタートリストを以下に載せる。 

 

 

103~ スロベニア

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基本的にスプリントで争うのは難しいと思われるので、ブエルタ勝利したモホリッチ、終盤の積極的なアタックが得意なログリッチェあたりに期待したい。

ただ基本的にかき回し役で、勝利までは難しいだろう・・・。

 

109~ アイルランド

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 強力なメンバーは揃ってはいるが、アルデンヌ・クラシック、というほどの厳しいステージではないので、マーティンなどが活躍するのは難しそう。ダンやミューレンがうまく逃げられればチャンスがあるか。

 

115~ デンマーク

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コルトで勝利を狙うのは可能だが、コース的にはアナスン、ユールイェンセンなどのアタックも十分相性がいいだろう。チーム力は強豪国に敵わないので、タイミングを狙うしかない。

 

121~ スイス

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スプリントで勝負するならアルバジーニ。あとはどれも、タイミングを見て逃げに乗れれば可能性がある、くらい。あまり積極的にアタックする面子、というイメージはない。

 

127~ ロシア

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クズネツォフが昔、ヘント~ウェヴェルヘムでいい走りをしていたのが可能性を見出せる部分か。ザッカリンではさすがに厳しいだろう。

 

133~ チェコ

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クロイツィゲルはアルデンヌ・クラシックには適性あるが、今回のコースでは厳しそう。どちらかというと来年向き。シュティバールなら十分狙える。ただし混戦になれば。

 

139~ アメリカ

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スプリントで勝負は難しいので、ハウズなどがアタックして逃げ切るしか方法はない。ヴァンガーデレンは何しに来たのか。

 

145~ ポルトガル

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クライマーとしては非常に豪華だが、今回のレースに合っているのかというとかなり微妙。来年ならチャンスが・・・

 

とりあえずここまで